POG指名馬を振り返る前に
POGの醍醐味といえばドラフト会議だ。
競馬仲間と飲みながらあーだこーだー言ってこの一年を振り返ったり、翌週から始まる新馬戦、そして来年のダービーに向けた指名馬の抽選で白熱したりするあの興奮は何事にも代えがたい。
毎年とても楽しみにしているPOGドラフト会議だが、ここ最近は参加できていない。
理由は色々あるが、残念ながら今年もリスト参加となった。
リスト参加だと当日の指名状況や空気感から指名を柔軟に変えることができない点、不利な部分はある。しかしその分リストの順位を、あらゆる可能性を考慮した上で設定しておかなければならないため、むしろ馬の選別を研ぎ澄ます必要がある。そのためリスト参加は準備に時間を要する。
実際、今年はドラフト会議のあるダービー当日の午前中にリストが完成し、メールで幹事に提出をすることになった。
そしてその後はドラフト結果の連絡を待つのみ、という状態で1人東京競馬場へ向かった。やはりホースマン(自称)としては、ダービーは現地で観戦しなければならないという個人的な想いがある。
運良く今年は自身の指名馬がダービーに駒を進めることができた。果たして来年同じ舞台に自身の指名馬は立っているだろうか。そんなことを想いながらドラフトの結果を待つのであった。