【本紹介】問題児たちが異世界から来るそうですよ?
友人から本を紹介してもらった。範疇外の分野だが、こういった紹介を受けるだけでも勉強になる。常にあらゆる情報をインプットしていなければ、時代の流れに乗り遅れるからね。
問題児たちが異世界から来るそうですよ? YES! ウサギが呼びました!<問題児たちが異世界から来るそうですよ?> (角川スニーカー文庫)
- 作者: 竜ノ湖太郎
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2012/10/01
- メディア: Kindle版
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去年の夏くらいにジャケ買いした作品。ちなみにアニメ化・漫画化もされている。今流行り(?)の色々な世界観を織り交ぜた異世界ファンタジー。
ストーリーは外界で特殊な能力・恩恵(ギフト)を宿した人間、幾多の功績、信仰を集めたものが”箱庭”に召喚され、そこで開かれるギフトゲームに参加し勝利することで自分の所属するコミュニティを発展させていくというもの。主人公3人が招かれたコミュニティ”ノーネーム”は数年前に魔王によってほぼ壊滅状態。コミュニティ復興のために様々なギフトゲームに参加していく。ギフトゲーム自体はレースや度胸試しなどその内容は自由に設定可能だが、物語の中心となるギフトゲームは神話、寓話などを題材にそれに纏わる伝承の謎解きをしていく形式が多い。この本での答えが実際の史実や解釈に適応しているとは必ずしも言えないが、歴史好きにはかなり楽しめる作品かなと。神話や宗教などの話もでてくるのでこの本を機にそっちの方にも興味を持ってちょっと手を出してみたりとか知的好奇心旺盛な人にはおススメできる作品。ちなみに、かの有名な織田信長さんは箱庭に3度召喚されているとか・・・。1冊の厚さもそんなにある方ではないので、1度手にとってみてはいかがだろうか。
積ん読本がおそらく50冊ぐらいはあるからそれを読むなり捨てるなりしてからだな。。。